続・真(ま)フランスの日常

フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ、日本を想う日々・・・                                    (ココログで綴っていた「真(ま)フランスの日常」 http://mafrance.cocolog-nifty.com/ の後継ブログです) 反核・反戦!

フランスの政治

フランスの大学に「イスラモ左翼」思想が潜んでいる?

2月中旬、フランスの高等教育・研究相、フレデリック・ヴィダルの発言が物議を醸しました。 (先週の日曜日2月21日、レキップ紙と共に入手した週刊紙「Le Journal du Dimanche」。高等教育相のインタビューを始め、1~6面で特集が組まれた。)問題の発…

カストロを擁護するフランスの環境大臣

11月25日に死去したキューバのフィデル・カストロの埋葬式典に出席したフランスの環境大臣・セゴレーヌ・ロワイヤルがこんな発言をしました。 http://www.lci.fr/politique/cuba-segolene-royal-denonce-la-desinformation-concernant-le-regime-de-castro-e…

支持率4%(!?)だった、オランド大統領の最初で最後の英断

昨日、公共放送の夜のニュースで、オーランド大統領が次の大統領選に立候補しないことを表明しました。 不況から脱せず、失業率も改善できないまま5年が経ち、ここ数か月は支持率が落ちる一方。 気が付いたら、「大統領に対する満足度」が4%にまで落ちて、…

またしても400万人越え!またしてもフィヨン圧勝!

第一回投票に続いて、中道・右派の大統領選予備選挙の決選投票に行ってきました! と言っても、もちろん投票するのは旦那さんだけですが、投票部屋に旦那さんより先に足を踏み入れたら・・・ 「(投票するための)身分証明書を見せてください」と言われまし…

ベストセラーな有料選挙

日曜日、来年5月に控えている大統領選挙の中道・右派予備選挙の第一回投票がありました。 候補者は7名、うち共和党(元UMP)現職議員が6名(残りの一人はキリスト教民主党の党首)。 投票権のあるフランス人なら誰でも投票できる公開選挙ですが、一票につき2…

農薬をやめられないフランス ※追記あり

2008年、フランスの農業省が『Ecophyto』という農薬減量キャンペーンを始めました。 目標は10年で半分。 対象は大量生産の大規模農家から趣味でガーデニングをする人まで、農薬を使う人すべて。 農薬は例えそれが農作物にほとんど残らなかったとしても…

仏極右の亡命者削減策は日本がお手本!

波乱に満ちた2015年地方選挙が終わりました。 選挙は(私の予測が大きく外れ!)胸をなでおろす結果となったのですが、獲得票率を見ると国民戦線は明らかな躍進を遂げていて、2017年の大統領選挙の決選投票に進むのはほぼ確実。(左から、左派、右派…

田舎者ほど極右に投票する

一昨日の地方新聞の一面はこうでした ↓ 「Le vote FN s'ancre à la campagne(極右票、田舎に定着)」 前回の記事中で「(先日の地方選挙において)極右の得票率の全国平均は28,7%で胸をなでおろした」と書きましたが、うちの県の3つの村では、なんと…

投票所見学と極右圧勝と夫婦口論

選挙日和の昨日・・・ 例によって、旦那さんの投票に付き添ってきました。 投票所に入るなり目に飛びこんできたのは・・・ 巨大な投票用紙! 大統領選挙も県議会選挙も片手の手の平に収まる程度の小さな紙切れだったのに、今回の地方選挙は一枚の投票用紙が…

ドイツ語の授業はエリート主義?! その2

(前回の記事「ドイツ語の授業はエリート主義?!」のつづき) できる限り大規模なデモに参加するべく、ブザンソンにまで足を運んだ旦那さんでしたが・・・ ガックリ肩を落として帰宅しました。 なぜなら、たったの300人弱しか参加していなかったから(涙…

ドイツ語の授業はエリート主義?!

ここのところ、旦那さんを酷く悩ませていることがあります。 それは、フランス与党の社会党が掲げる「中学校の学習指導要領改革案」。 今まで中学1年生から選択できたドイツ語を2年生からに遅らせ、更には週3時間の授業を2,5時間に短縮するというので…

フランス極右構成員の愚かな素行

一昨日の地方新聞にこんな記事が載っていました。 「私はこのポスターを貼った人間にレッドカードを与える」という一文で始まるこの記事。掲載された写真では、「貼り紙自由」と書かれた掲示板の“足元”に、なにやら紙くずのようなものが散乱しています。 掲…

仏の極右がやりそうなことを既に実践している暴走政権

フランス極右政党の親子喧嘩がヒートアップしています。 「ナチスのガス室は大戦中の些細なこと」という度重なる父親(名誉党首)の発言を受けて、娘(現党首)が「自爆行為」だと非難。父親を党から除名することも辞さない考えを示しました。 究極の極右が…

命に関わる3法案可決

4月3日、フランス下院が、痩せすぎモデルを採用した事務所に罰則を科す法案を可決しました。 何を隠そう、拒食症の経験がある私。 高校生のときに「痩せること」を生きる目標に定めてしまい、 156センチで45キロの体重が、33キロにまで減りました。…

極右が政権を握ったら在仏日本人は一体どうなってしまうのか

・・・という不安が増してきたので、今更ながらFNことFront National(フランスの極右政党)のホームページを訪問してみました。 メインページでは、直近の県議会選挙の結果が表示され、得票数ではすでに「FNが第一党!」であることが強調されています。 そ…

投票所が厳かである必要はない

昨日は県議会選挙の日(一票の格差を少なくするために選挙区が是正されて以来始めての選挙) ・・・だったので、旦那さんに付き添って投票所に行ってきました。 自分が投票できるわけではないのになぜ?と思われるかもしれませんが、実は私、フランスの投票…