【原発事故】やっぱり避難し続けたほうがいい
福島原発に異変が起きているようです。
この記事(※1)によると、事故後20度前後に保たれていた(であろう)2号機の格納容器の温度が・・・
4月3日に70度に急上昇
4月5日に88度まで上がり
現在も70度から下がっていない
とのこと。それと連動するように周辺地域の放射線量が急上昇し、通常の1000倍(!)を記録したところもあるようです。
(※1 この記事が見れない場合はコチラの発信元で)
放射線学の専門家は「極めて稀(まれ)なケースですが、環境条件が整えば、水によって減速された核分裂中性子が連鎖的な核分裂を誘発する可能性もある」と指摘しています。
こういう“可能性”の話を聞いて思い出すのが、事故直後に懐疑的と見られていたメルトダウン。
政府や専門家は皆最初から知っていたのかもしれないけれど、少なくとも私たち国民には知らされなかったメルトダウンも、最初のうちは「極めて稀(まれ)なケースですが」と言われていました。
当時オーストリアにいた私は、事故直後から数日間ネット放送していたNHKを見ていましたが、「さすがにメルトダウンはしていないと思いますが、していたら大変なことです」というようなことを専門家が言っていたのを今でも覚えています。
今回も、専門家の言う「極めて稀なケース」が大当たりのような気がしてなりません。
この記事のつづき(※2)では、そのメルトアウトの可能性を詳しい解説付きで指摘しています。 (※2 この記事が見れない場合はコチラ)
融けた核燃料がどこにあるかは、まだ誰も知りません。
どうせわからないからと国民を欺く東電と政府。
空間線量計が高線量を示せば“故障中”にして
放射線量が1000倍にもなったのに通行禁止を検討しません。
2号機の温度が高止まりしているうちは、原発近くの常盤道や6号線はできるだけ通らないほうがいい。
妊婦や子供は今は絶対に近づくべきではない。
避難者はその場に留まるべきであって、これ以上住民を帰還させるのはあまりにも無責任だと思います。
1000倍の放射線量が観測された「南相馬鹿島サービスエリア」は福島第一原発から約40キロ、車で1時間のところにある。まともな政府なら単なる一時的なホットスポットと見なさずに、40キロ圏内の住民を避難させているはず・・・