続・真(ま)フランスの日常

フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ、日本を想う日々・・・                                    (ココログで綴っていた「真(ま)フランスの日常」 http://mafrance.cocolog-nifty.com/ の後継ブログです) 反核・反戦!

アドベントカレンダー完成 

3年前に関連記事を書いて以来、ずっと作ろうと思っていたものをやっと完成させました。

 

 

http://mafrance.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-7ad2.html

 

 

 

 

 

 

f:id:mafrance:20210119174038j:plain



 

 

☆自家製アドベントカレンダー☆

 

 

 

 

「できる限り家にあるもので」ということを常に念頭に置いて作ったので、材料は・・・

 

 

 

 

 

 

f:id:mafrance:20210119174149j:plain

 

食料品が入っていた箱(幅は色々で奥行は大体同じ)

 

数年前に買ったのにいつまで経ってもなくならない包装紙

 

文房具

 

 

そして・・・

 

 

 

 

 

 

f:id:mafrance:20210119174251j:plain



毛糸(日付け用)

 

 

この中で買ったのは毛糸だけ。しかも少量しか使っていないので、費用はほぼゼロ。

 

 

色合いや完成度などに個人的な不満はありますが、ほとんど出費せずに息子が喜んでいるので、それに越したことはありません。

 

 

 

 

 

 

 

さて、12月1日からこれらの箱に何を入れてきたかというと・・・

 

 

 

 

1日目は、

 

 

 

f:id:mafrance:20210119174348j:plain



 

「フェアトレード&オーガニックの板チョコのかけら」

 

 

貧乏くせぇ・・・という声がどこからともなく聞こえてきそうですが、原材料に怪しい添加物が入っている既成のアドベントカレンダーのチョコレートに比べればある意味贅沢な“一品”です。

 

というのも、この板チョコの原材料は、<カカオマス・砂糖・アーモンド・ココアバター・バニラ>だけ。有名メーカーがCMの勢いに任せて売りまくっているチョコレート菓子に必ずと言っていいいほど入っている、かさ増しのための植物油脂や全乳粉、製造工程を簡略化するための大豆レシチン(かなりの確率で遺伝子組み換え)とは一切無縁なのです。しかも、すべてオーガニックなので、これ以上安心・安全なチョコレートはないと言えます。

 

 

アドベントカレンダーを手作りしようと思った一番の理由は、こうして高品質のチョコレートや菓子類を自分で選びたかったからです。

 

 

ちなみに、このメーカーのチョコレートはアーモンド入り以外にも、ブラック・ホワイト・ミント・オレンジピール入り、等々10種類以上がフランス各地のスーパーで手に入ります。

 

 

 

f:id:mafrance:20210119174501j:plain

 

アドベントカレンダー用に買った3種類(一枚2ユーロ強)

 

 

 

 

 

 

2日目は、

 

 

 

 

アドベントカレンダー完成 ※Youtubeの動画追加 

 

「ミニ・バンドデシネ」

 

 

『Spirou』というバンドデシネの週刊誌の付録で、自分で製本しなければならなかったのですが、今のところ息子には、付録だったことも私が製本したこともバレていません(たぶん)。

 

 

ミニ・バンドデシネのタイトルは「TRISTESSE(悲しみ)」。これは主人公の名前なのですが、話の内容は、途中までがおとぎ話風、途中からハリウッド映画風、かと思ったらクライマックスはハッピーエンドでは終わらない、人生の指南書のような、深〜いお話でした。

 

 

 

 

 

 

3日目は、前述のオーガニック板チョコのかけら。(今年は隔日ペースでこれです。来年はもう少しバリエーションをつけようと思います。)

 

 

 

 

 

 

4日目は、

 

 

 

 

 

f:id:mafrance:20210119174822j:plain



「スターウォーズのカード・5枚入り」

 

 

これは、“何かのご褒美に”と旦那さんがだいぶ前に買って出番がないまま今日に至ったもの。こういう“おもちゃ”類も入れることができるのは手作りならではではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

5日目は、例の「板チョコのかけら」

 

 

 

 

 

 

 

そして今日、6日目は・・・

 

 

 

 

 

f:id:mafrance:20210119174923j:plain



 

 

 

ん!?誰だ?

 

 

 

 

 

 

f:id:mafrance:20210119174954j:plain



 

 

 

日本はもとより、フランスでも一部の地域を除いては存在そのものが忘れ去られている「St.Nicolas」のプレイモービル版です!

 

 

日本名はたぶん、「ミラのニコラオス」。

 

 

ミラのニコラオスは、サンタクロースのモデルだと言われていて、ベルギーを始めとする欧州諸国では、今日12月6日もニコラウスからささやかなプレゼントがもらえる日として、子供たちが楽しみにしています。

 

 

ただし、あまり「お利口さん」ではなかった子供は、ニコラウスに付き添って現れる「Père fouettard(※日本語不明)」にガチで“体罰”を受ける風習が残っているところもあって、恐怖におののく子供たちの姿がYoutubeにアップされています(笑) ↓

 

 

 

 

youtu.be

 (※オーストリアのレストランで食事中に現れたPère fouettardを本気で怖がる男の子)

 

 

 

 

 

 

・・・という感じで、「明日は何が入ってるんだろう?」と子供がワクワクするのはもちろん、「明日は何を入れよう?」と親の私たちも楽しめる、手作りアドベントカレンダーなのでした。

 

 

来年あたりは「ほこり対策」に箱の一つ一つに屋根(蓋)をつけたりしてバージョンアップ&補修しながら、少なくとも5〜6年は使い続けたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜余談〜

 

フランスで物を買うと頻繁に、不可解な記述や仕組みに出くわします。

 

 

今回も、ご多分に漏れず、毛糸に巻いてあったラベルに、こんな記述を見つけました ↓

 

 

 

 

f:id:mafrance:20210119175312j:plain

 

「Made In ROUMANIA

CREATED IN FRANCE」

 

 

オレンジの矢印の先に、そう書かれています。

 

 

・・・って、これはどう解釈すればよいのでしょうか!?

 

 

羊毛などの原料がルーマニア産で、紡いだのがフランス?

 

 

それとも、「Created=Design」?

 

 

セーターなどの製品になっているならともかく、毛糸でこの表示は謎です。