続・真(ま)フランスの日常

フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ、日本を想う日々・・・                                    (ココログで綴っていた「真(ま)フランスの日常」 http://mafrance.cocolog-nifty.com/ の後継ブログです) 反核・反戦!

今年のオーガニックツリーは“ミニ”サイズ

今年も去年に引き続き、オーガニックのもみの木を注文しました。

 

 

11月末、一年ぶりにホームページを見てみると・・・

 

https://www.francesapinbio.fr/sapins-de-noel/

 

 

 

 

 

https://www.francesapinbio.fr/sapins-de-noel/

 

 

 

選択肢が増えてる!

 

 

去年はワンサイズしかなく品種も2種類しかなかったのが、今年は3つの高さから選べて品種(というか商品の種類)が5種類以上になっていました。

 

 

(6つ目の商品は「モミの木ティー」、最後の写真は「シロップ漬け用・モミの木の枝」・・・なんていう、オーガニックだからこそ自信をもって提供できる商品まで!)

 

 

 

 

 

今年の我が家は、かなり迷った結果、Nordmannという品種の1メートルバージョン(45,5ユーロ也/送料・土台込み)にしました。

 

 

去年は、注文した時期がもう少し遅かったので、2択のうち安い方の、Epicéaという葉が尖った品種にして、それはそれで満足だったのですが、Nordmannのほうが持ちがいい(葉が落ちない)のと、葉先が丸みを帯びているので刺さらない、という利点があるので、「来年はNordmann」というのはもともと決めていました。

 

 

ところが、いざホームページを覗いてみると高さが2種類から選べるようになっていて、迷わされることに。

 

 

高さが1mか1,5mか、と大きく違えば、値段も45ユーロか59ユーロと、開きがある・・・

 

 

この二つの中間があれば・・・なんて勝手なことを言ってみたところで無いものは無い。

 

 

結局、「1m」がどのくらい“小さい”のか実際に見てみようと思ったのと、15ユーロの差は大きい、ということで、Normannの1mを選択したのでした。

 

 

 

 

 

 

 

注文から数日、旦那さんが仕事に出かけようとしたらちょうど配達のトラックと鉢合わせて・・・

 



 

我が家に到着!

 

 

箱の大きさは去年と同じ。

 

 

箱の穴から恐る恐る中を覗いてみると、思っていたより大きそう。

 

 

箱から出してみると・・・

 

 

 

 



 

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「1m」というのは“謙遜”に過ぎず、なんと私(158cm)の首に届くくらいの高さがありました!

 

 

 

 

 

 

早速飾りつけて・・・

 

 

 

 

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今年のクリスマスツリーの完成!(・・・って長年の読者は見飽きてるかもしれませんが 汗)

 

 

 

 今年のオーガニックツリーは“ミニ”サイズ

 

今年は寒いけど晴天の日が続いているので、ソーラー電飾も絶好調!

 

 

 

 

 

モミの木が入っていた箱には、こんな用紙が同封してありました。

 

 

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「このオーガニックのモミの木はあなたのために入念に選びました。モミの木は100%ナチュラル、つまりは化学物質や農薬を一切使用しない、オーガニック農法に則って栽培されました。

 

2008年にピレネー・アリエジョワーズ自然公園内の一区画に植えられた木を、(今年の)12月1日以降に伐採したものです。この木に備わる魅力と切りたての新鮮さをクリスマスまでお楽しみください。

 

この木の“後継木(=次の苗木)”は来年の春に植えられる予定です。」

 

 

 

素晴らしいですね。

 

 

届いたモミの木がいつ、どこで植えられ、いつ切られたかだけでなく、次のモミの木がいつ植えられるかまで書かれています。

 

 

ヨーロッパではモミの木に関して“本物”を選ぶか“プラスチック”を選ぶか議論が久しく続いていますが、本物はあくまで農産物の一つであり、「木を切る=森林破壊」ではありません。

 

 

例えば、我が家に届いたモミの木は、2008年から約8年間CO2を吸収しました。8年の“寿命”だと言えば木にしては短い歳月に思えますが、CO2の減少に貢献しているのは若い木だけだと言われているので、実はこのくらいのペースで切っては植え、切っては植えるほうが環境保護の観点から見ても理にかなっていると言えるのです。(詳細は以下のリンク先参照)

 

 

 

http://www.tcct.zaq.ne.jp/nitta/monolog/back/019.html

 

<二酸化炭素吸収に焦点を絞れば、成長した木をどんどん伐採し、そのあとに苗木を植えるのが効果的なのです。>

 

 

それに加えて、オーガニック農法で大地を汚染しないなら、いうことなし!

 

 

・・・と私は思いますが、「たったの一か月鑑賞するために1メートルちょっとの木に45ユーロも出費するなんて信じられない!」という人のほうが多いのは・・・やはり残念です。