ボロボロの古着に例えられた可哀想な平和憲法
ついに、自民党が「積極的平和主義(※)」を憲法の前文に盛りこむ意思を明確にしました。
(※軍事を全面に押し出して平和を維持しようという考え方)
この記事によると、自民党にとっての現行憲法は「古着」同然なのだそうです。
だから「クリーニングできれいに」したいんだとか・・・
って、何この例え????
どれだけ憲法を侮辱したら気が済むのでしょう?
百歩譲って“古着”だとしても、“古着”には二つの意味があります。
一つは、自民党の言うように着古して綻(ほころ)びが出たり汚れたりしている服。
もう一つは年月がたっているけれど服の機能は保ったままで問題なく着れる服。
自民党は前者の意味しか知らないのかもしれませんが、現行憲法をどちらかに当て嵌めるとすれば、確実に後者のほうがしっくりきます。
古いけど味わいのある、持ち主が愛してやまない“服”。
そういう意味で“古着”と言ったなら褒められただろうに・・・
実際は古着をきれいにするというよりは、“新調する”予定の自民党
改憲案には更に<日本の「国柄」も前文に反映させるため、「日本固有の文化が優れていることを絶対に載せたい」>とも。
自分で自分を褒めるとか、フランス極右と同じ主張をしてどうすんの??
だいたい、自国の文化が優れているかどうかって、憲法に書くことじゃないし。
最近どっかで「政治がネトウヨに追いついた」っていう記述を見かけたけれど、本当にその通りになっている。
このままでは、とんでもない憲法が制定されてしまう。
何が何でも阻止しなければ・・・
※自民党の改憲案を、誰が読んでもわかるように口語に“訳”した方がいます。
もうご存知の方も多いかもしれませんが、まだ読んでいないかたはどうぞ。
自民党改憲案「“超”口語訳」3部構成 ↓ (ちなみにこの改憲案に今後も様々な提案が付け加えられ、どんどんエスカレートするものとみられています。)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1372.html
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