TINTINの新刊:『FUKUSHIMAの警報』
今年のノーベル文学賞を受賞したベラルーシ人作家・アレクシエビッチ氏が、福島の現状に言及している・・・
という朝日新聞の記事を読んで、更なる詳細を得ようと日仏両言語で探していたところ・・・
こんな記事を見つけました ↓
http://information.tv5monde.com/info/alerte-fukushima-un-nouvel-album-de-tintin-pour-l-automne-25780
なんと!40年ぶりに『TINTIN』の新刊が出版される予定で、その舞台がなんと『FUKUSHIMA』だと言っているではありませんか!
しかも発売日は10月!
って今月なんですけど!
さっそくお昼に一時帰宅した旦那さんに報告。
「うそだよそれ絶対」と言いながら私がパソコンに残しておいたページを確認。
「えっもう表紙まで出てるの?」
「これは大変だ。」
と興奮状態で友人たちに携帯からニュースを発信しようとして、ふと手を止めました。
再びパソコンの前に戻って一言:
「記事の掲載日みた?」
「あぁ4月でしょ。古すぎるってこと?」
「というより4月1日付けなんだけど。」
キャーやられた〜。
エイプリルフールの当日ならともかく、半年後に騙されるなんて〜!
確かに4月以降誰もネタにしてないのはおかしいと思ったけど・・・
しかも作者自身がちゃんと日本で取材してないのも変だし・・・
日本人らしき人物はシンプソンズ並に黄色いし・・・
もう一度記事をじっくり読んでみたら最後に小さく :
Article canular paru sur le site de la RTBF (この記事はRTBF(ベルギーのメディア)によるデマです)
とありました。
そしてRTBFの原文には、記事の最初のほうに一文が追加されていました ↓
Mise à jour : cet article était, comme vous l'avez compris, un poisson d'avril (皆さんお気づきの通り、この記事はエイプリルフールのネタでした)
あぁ残念。本気で出版して欲しかったな・・・