続・真(ま)フランスの日常

フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ、日本を想う日々・・・                                    (ココログで綴っていた「真(ま)フランスの日常」 http://mafrance.cocolog-nifty.com/ の後継ブログです) 反核・反戦!

需要と供給のバランスがめちゃくちゃなフランスの眼科

昨日のFUKUSHIMA特別ラジオ番組・・・

 

 

なんと、お勧めしておきながら一秒も視聴できませんでした(涙)

 

 

元凶は、「眼科の予約」

 

 

番組放送時間と重なった予約をキャンセルしようかぎりぎりまで迷ったあげくしなかった理由は・・・

 

 

6ヶ月も前に苦労してとった予約だったから。

 

 

知らない人に説明すると・・・

 

 

フランスではメガネを買うとき、眼科医の診断書があれば保険が適用され、最大で7割引(くらい)になります。

 

 

なので、メガネが必要なひとはよほどの金持ちでもない限り、保険がきくなら眼科に行こう、と考えるのが当然で、眼科の予約がフランス全国どこでも3ヶ月〜1年(!)待ちというのが、ずっと続いているわけです。

 

 

もちろん自腹で買う人もいますが、私の場合ははっきり言って無理。

 

 

なぜなら、超ド近眼の私のメガネは、一番薄いレンズでもまるで牛乳瓶の底。

 

 

一番薄いレンズは薄いくせに一番高価で、一枚90ユーロ以上します。

 

 

90ユーロ×2 +フレーム代で、メガネ一本が普通に3万円を超えてしまうのです。

 

 

診断書は3年間有効だけど、私の診断書はとっくに切れている!

 

 

今回の予約を逃せば、次はまた6ヵ月後!

 

 

その6ヶ月の間に今のメガネが壊れたら自腹3万!(払おうと思えば払えるけど7割も保険が適用されるのに「ま、いっか」と言える余裕はない・・・)

 

 

というわけで、後ろ髪を引かれながら眼科に向かったのが、昨日の夕方5時20分。(予約は5時半)

 

 

当初は、「番組の冒頭を20分聴いて、眼科に行って、遅くても6時過ぎにはもどってきて、それからゆっくり2時間聴こう」

 

 

というつもりでいました。

 

 

ところがどっこい、番組を聴いた人は知っていると思いますが・・・

 

 

番組開始が遅れに遅れて、いつまでたっても始まらない!

 

 

曲ばっかり流して始まる気配がない!

 

 

そうこうしているうちに眼科に行く時間になって、実際に何時に始まったのかわからずじまい・・・

 

 

そして、眼科に到着してからの待ち時間の長かったこと!

 

 

私たちの番が来ないのはもちろん、私たちの前の二組でさえ、呼ばれる気配がないまま、1時間近くが無意味に流れていきました。

 

 

これのどこが予約制なのか

 

 

フランスの医療施設は眼科に限らずほとんどが予約制なのに、待たされることはあります。でも、一時間もの間、待合室が全く動かなかったのは今回が初めて。

 

 

結局家に戻ったのは、7時半!

 

 

近所の眼科の5分診療のために2時間!

 

 

でも、まだ希望は失っていませんでした。

 

 

番組終了までまだ30分ある!

 

 

一目散でパソコンに向かい、例の「三角マーク」をクリックしました。

 

 

するとどうでしょう。

 

 

どう聴いても別の番組が流れているではありませんか!

 

 

その後8時過ぎまで聴き続けましたが、福島特集は終わっていたようでした。

 

 

それにしても・・・

 

 

5時半以降に始まって、7時半前に終わったということは・・・2時間番組?

 

 

3時間の予定を2時間に短縮しちゃうんだ・・・(下手したらもっと短かった?)

 

 

というわけで、一秒も聴いていません。

 

 

「旦那に聞いてもらえばよかったじゃん」と思ったそこのあなた

 

 

実は、旦那さんも一緒に眼科の予約をしていたのです(笑)

 

 

「っていうか、スマートフォンとか、タブレットで聴けば?」とも思ったそこのあなた

 

 

我が家にはネットに繋げたことが一度もない旧式の携帯が一台あるだけなのです(涙)

 

 

昨日ほど、スマホが欲しいと思った日はありません。

 

 

Canal sudには、必ず録音公開して欲しいと懇願しようと思います。

 

 

 

※番組を聴いた方、大まかでいいので、内容を教えてもらえると嬉しいです。お願いします。