ほぼ皆既日食のためにメガネを奪い合うフランス人たち
もうご存知のかたも多いと思いますが・・・
3月20日(金)10時半ごろ、北欧から北極にかけて皆既日食が観測できるそうです。
そして、フランスでも太陽の80%が月に隠れるようです。
天文学がちょっとだけ趣味の旦那さん
一週間前にその情報を入手して
こういう ↓ 天文学専門誌を買ったら・・・
日食を見るためのメガネ ↓ が付録についていました。
さっそくかけてみると
・・・真っ暗
でも太陽の方角を見たら、丸いオレンジ色が現れました。
こんな風に見えるんだ・・・知らなかった・・・
ちょうど観測できる時間帯が旦那さんの学校の休み時間のため、そのメガネは学校に持っていくことに。
でも・・・
せっかくだからあと2〜3本あるほうが、生徒が取り合うことなく観測できるよね。(ついでに私の分もあれば生まれて初めての(ほぼ)皆既日食を楽しめるよね)
ということで3日前からメガネを探しているのですが・・・
どこも売り切れ〜!
常備していると言われているめがね屋さんはもちろん、メガネを付録に付けた天文学専門誌も、どこもかしこも売り切れなのです。
あるメガネ屋さんによると、雑誌の付録のメガネを盗む人が後を立たないとかなんとか・・・
そして、旦那さんの同僚によれば、生徒たちが皆既日食のことを知ったら、メガネなしで太陽を見てしまう子が続出して危ないから、できるだけ言わないで外にも出さないようにしよう・・・という学校もあるのだとか(要確認)
そういう噂話を聞いて思いました。
それって・・・
学校が最初から日食とは何かを説明して、メガネを準備して(一本たったの1ユーロなんだし)、授業の一環にすればいいんじゃないの?
メガネ屋さんも、日食がある(たとえそれが80%でも)という情報は一般の人より早く入手しているはずなんだから、いつもより多く在庫をそろえるとかできなかったの?それとも知らなかったの?
なんだか残念というか、もったいないというか・・・
次のほぼ皆既日食は2020年
正式な皆既日食は・・・
2081年!!
・・・102歳まで生きる自信はないので、とりあえず2020年までに自分用の日食用メガネを用意しようと心に誓いました。
(でもやっぱり金曜日に見れないのは残念・・・)