仏の極右がやりそうなことを既に実践している暴走政権
フランス極右政党の親子喧嘩がヒートアップしています。
「ナチスのガス室は大戦中の些細なこと」という度重なる父親(名誉党首)の発言を受けて、娘(現党首)が「自爆行為」だと非難。父親を党から除名することも辞さない考えを示しました。
究極の極右が染み付いた父親と、ソフト極右をアピールする娘。
深まるべくして深まった溝は、もう元には戻らない様相をかもし出しています。
そんな中・・・
今週水曜日発売のカナール・アンシェネがこんな風刺画を載せました ↓
タイトル「Front National(国民戦線)、復習する(※)」
父 「私は意見を曲げない!ナチスのガス室は第二次世界大戦の細部にすぎない!」
娘 「パパ!だから、まずは政権をとってから教科書の内容を変更しようって言ったじゃない!」
※タイトルの「復習する」は同じréviserの「(歴史を)修正する」とかけています。
あの笑顔を絶やさない娘が、本当に上記のようなことを企んでいるとしたら実際は父親よりも腹黒いということになりますが・・・
それにしても
この話、どっかで聞いたことあるような・・・
あっそうだ
あのアジア最東端の国が、歴史修正主義を存分に生かした教科書を取り揃えたばかりでした。
日本の中学生の多くは、来年4月から、論争中の領土を自分たちのものだと言い切ったり歴史上の悪事はなかったことにする教科書で日本の過去や現在を学ぶ予定です。
「自由」とか「民主」とか正反対の言葉を政党名に掲げながら、もうすでに極右並みのことをしてるのって・・・
どうなのこれ???