全 仏 観 戦 !!! 〜錦織編〜
全 仏 観 戦 !!!のつづき
全仏現地観戦当日、錦織選手の練習を見るべく12番コートに向かった私たち・・・
でしたが、途中であるものを買うために寄り道。
錦織選手に会う前にどうしても手に入れたかったもの
それは・・・
巨大テニスボール(サイン用)
写真ではわかりにくいですが、直径が25センチ以上もあるテニスボールで、試合後に子供たちがこれを持って選手に寄ってたかっているのをテレビで見たことがある人も多いはず。
ただし!
値段も“巨大”で、なんと1コ、32ユーロもします(汗)
子供がいなくて、自費ならぜったい買っていませんでしたが、どちらの条件も満たさないので、入手(笑)
「錦織君にサインしてもらえるかもしれないから」という微かな希望を皆が抱いたのも事実です。
会う準備が整ったところで、再び目指すは12番コート。
会場の全体的な作りがよくわからないまま必死になって探していると・・・
見えました!
観客席のないコートなのに、観客に囲まれて練習する錦織選手が!(写真中央、真ん中の木の右側)
とりあえず手前の見物スペースに行こうということで近づいてみましたが・・・
「ジャーナリストのみ入場可」というわけで進入拒否(涙)
そこから見えた金網越しの錦織選手・・・ ↓
会いたかった彼は確かにそこにいます。
でも、やっぱり金網越しでは残念すぎる。
というわけで、反対側の“観客席”に移動・・・
したのも束の間、さっきまで空きがあった“観客席”が・・・・
右も
左も
立ち見で満員!
というより、この“観客席”は隣接するコートのために設置されたもの。実際、隣のコートでは別のダブルス(?)の選手が4名練習していたにも関わらず、ほとんどすべての観客が彼らに背を向けて錦織選手を観ていたのです!
去年、全米オープンで決勝に出て以来強豪選手の仲間入りを果たした錦織選手は、試合に勝つ度にファンを増やし、練習するだけでこの人だかり。
写真をよく観ると、日本人の観客はまばらで、ほとんどが欧米系。
国籍に関係なく、「強い選手だから」という理由で人々の注目を集めているところがすごい!
満席の“立見席”が空くのを待ちつつ、観客の股の間から写真を取っている間も錦織選手の練習は黙々と続けられます。
やっと“空席”ができて錦織選手が休憩のために使うベンチのすぐ前の“席”を確保。
休憩中に、かの名プレイヤーでコーチのマイケル・チャン(左)、そしてもう一人のコーチ、ダンテ・ボッティーニ(中央)と話をする錦織選手
(錦織選手とコーチの関係を詳しく説明したページはコチラ。彼らがいたからこそ、ここまで登りつめることができたのです。)
ほどなくして練習終了。
錦織選手が荷物をまとめて帰ろうとしたところで作戦開始です。
こんなに近くにいるのに、あの巨大テニスボールも買ったのに、サインもねだらずに終わりだなんてあまりにも虚しすぎるではありませんか!
というわけで、「子供の高い声で呼び止めよう作戦」開始。
4歳の息子に「にーしーこーりー」と呼ばせます。
「さん」とか「君」がついていると敬遠されやすい(と私は勝手に思っていた)、かといって私が呼び捨てするのは気が引ける。ならば4歳の日仏混血児に自然な感じで呼んでもらおう、ということになったのです。
するとどうでしょう!
息子の声に反応して、
本当に近づいてきてくれた!!!
錦織選手の視線が私の抱えるボールに注がれる ↓
考える間も無く、手からボールが離れて・・・
サインしてもらう ↓
(以上の2枚は実母が激写)
そして何故かお礼に「Merci」と言ってしまう(爆)
実母によると、錦織選手は海外のどこにいても日本人のファンに優先的にサインするのだそうです。
ということは、私が普通に呼んでも来てくれたのかも(苦笑)
何はともあれ、これが錦織選手のサイン ↓
(下は、ダンテコーチのサイン。練習終了後、ファンと写真をとったりサインをしたり、サービス精神旺盛だったコーチ。・・・だと思ったけれど、よくよく考えてみれば錦織選手がコートからスムーズに出るための作戦だったのかも・・・)
つづく
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