続・真(ま)フランスの日常

フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ、日本を想う日々・・・                                    (ココログで綴っていた「真(ま)フランスの日常」 http://mafrance.cocolog-nifty.com/ の後継ブログです) 反核・反戦!

ラグビー日本代表の勝利に貢献したフランス人

現在イギリスで行われているラグビーワールドカップで、今回の日本の快挙(対南アフリカ戦勝利)を4月から予測している人がいました。

 

 

彼の名はMarc Dal Maso。

 

 

ラグビー日本代表のフォワード専属コーチです。

 

 

彼が代表監督・Eddie Jonesに出会ったのは2012年。

 

 

「選手たちに自信を持たせられる人はフランスにしかいない」とフランスに渡ったJonesが抜擢したのが、元フランス代表でStade montoisの監督を務めていたDal Masoでした。

 

 

日本語を全く話さない彼でも「精神面を根本的に変えなければならないのは明らかだった」と言うように、日本のラグビー代表には特にメンタル面の課題が山積していました。

 

 

控えめな態度が評価される日本で精神面で相手より優位に立つことを教え、相手のボールを奪うことにネガティブな印象が伴う日本で、「とにかく奪え」「他に何も考えるな」と言いつづけること3年・・・

 

 

南アフリカ戦で奪ったボールの数は11。

 

 

精神的に生まれ変わった日本代表は、世界ランク3位の南アフリカに勝つという世界最大級の番狂わせを成し遂げました。

 

 

それはDal Masoの有限実行が成立した瞬間でもありました。

 

 

 

 

 

 

 

・・・と、愛国主義的報道で名高いレキップ紙が大々的に報じています(笑)

 

 ラグビー日本代表の勝利に貢献したフランス人

 

10面と11面の見開きで日本の勝利を称える記事を掲載(素敵な写真 ♪)

 

 

ただし・・・

 

 

 ラグビー日本代表の勝利に貢献したフランス人

 

主な記事は「フランス人が陰の立役者だった」という見出しでDal Masoコーチの苦労を紹介するもの(笑)

 

 

 

ちなみに、レキップ紙が厳選した9月20日の「今日の写真」は・・・

 

 

 

 

 ラグビー日本代表の勝利に貢献したフランス人

 

フランス人にとって異国情緒溢れる『OJIGI』でした。