続・真(ま)フランスの日常

フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ、日本を想う日々・・・                                    (ココログで綴っていた「真(ま)フランスの日常」 http://mafrance.cocolog-nifty.com/ の後継ブログです) 反核・反戦!

見たことのない果物 その2

今夏に生まれて初めて食べた西洋スグリに続いて、AMAPの配達先にまた「見たことのない果物」が登場しました ↓

 

 

 見たことのない果物 その2

 

 

フランス語ではNèfle(ネッフル)と呼ばれ、日本名は「西洋かりん」。

 

 

大きさは一つがピンポン玉大。

 

 

見た目に反して表皮は薄く、生産者のお姉さんは「食べられますよ」と言っていましたが、一応剥いてみると・・・

 

 

 

見たことのない果物 その2

 

 

中はこんな感じ。

 

 

まるで、焼きすぎた焼きりんごのよう。

 

 

味は梨と柿を足して二で割ったような、親しみ深いような新しいような・・・・

 

 

特筆すべきはその食感。

 

 

熟したものしか生食しないそうなので当然といえば当然ですが、とにかく柔らかい

 

 

コンポートやピューレを連想させ、ナイフで切り分けるなんて到底無理。

 

 

果物に歯ごたえを求める人には、かなり物足りないかもしれません。

 

 

実際、大昔は広く食されていたものの、今はリンゴや洋ナシに押されて陰を潜めてしまったのだそう。

 

 

ちなみに、うちの地方ではこのNèfle(ネッフル)のことを「Cul de chien(犬のお尻)」と言うのだとか。

 

 

いくら見た目がそう連想させるとはいえ、果物ごときに同情しそうになりました。

 

 

 見たことのない果物 その2