今冬最後のリンゴ
昨日、フランシュコンテ地方に“春一番”が吹きました。
・・・と言ってもここはフランスなので“春一番”は吹かないし、そんな表現もありませんが、昨日は朝から晩まで晴れたり曇ったりしながら、強い風がひっきりなしに窓を打ち付けていて“春一番”という言葉がぴったりの一日だったのです。
そして我が家では、箱買いしてあったAMAPのリンゴが示し合わせたように底をつきました。
今のご時世、“リンゴ”といえば好きな時に好きなだけ買えるのが当たり前になっていますが、リンゴにももちろん季節があります。
秋に収穫したものを冷暗所で保存しつつ、少しずつ市場に出していたものが途切れるのがちょうどこの時期なのです。
これからもスーパーなどでは手に入りますが、うちのAMAPの今季のリンゴはこれで終わり。
ちなみに、この写真のリンゴはこれでたったの4,5ユーロ!(一個15セント弱!)
小ぶりだし、大きさはマチマチだし、見た目もボコボコだから「もってけドロボー!」の破格値で提供されました。
でも味は格別。
そしてもちろん有機リンゴだから安心。
家で食べるためだけなら味と安心以外に求めることはありません。
いや、外で食べるものも、見た目の評価は無くしてもいいと私は思いますが、人と一緒でなかなかそう簡単にはいかないようで・・・。
我が家の願いは一つ。
また、来シーズンもおいしくて安全なリンゴが沢山生りますように!