続・真(ま)フランスの日常

フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ、日本を想う日々・・・                                    (ココログで綴っていた「真(ま)フランスの日常」 http://mafrance.cocolog-nifty.com/ の後継ブログです) 反核・反戦!

白い人参&しましまビーツ

先日、AMAPの野菜のなかに、こんなものが入っていました ↓

 

 

 

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最初は、「バースニップ」(フランス語ではPanaisパネ)かと思ったのですが、どうも香りが違う。

 

 

 

 

 

では「根パセリ」!?・・・にしては、色が白すぎる。

 

 

 

 

 

じゃぁこれは何?

 

 

と、AMAPから送られてくるリストを待って、確認してみると・・・

 

 

 

 

 

なんと、「白いニンジン」でした!

 

 

 

 

生まれて初めて見る白い人参。

 

 

これまでは、定番のオレンジがほとんどで、ときどき黄色が手に入ることはあっても白は初めて。(オーガニック専門店で目に入ったことがあるかもしれませんが、バースニップや根パセリだと思い込んでいました 汗)

 

 

 

 

 

さて、これをどう調理しようか、と考えた結果・・・

 

 

最初に作ってみたのが、フランスの人参料理の王道・「にんじんサラダ」。

 

 

 

 

 

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皮をむいて荒くすりおろした人参にドレッシングをかけて混ぜるだけのシンプルな料理です。

 

 

オレンジの人参に比べて人参独特の香りが少なく、甘味が多いので子供に大好評でした。

 

 

 

 

 

そして、その甘味を生かしたレシピを・・・と思いついたのが、白ニンジンのスープ。

 

 

ニンジンだけでは心もとなかったので、ジャガイモを足して、牛乳でのばして塩・こしょうで味付けただけで・・・

 

 

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それはそれは美味しいスープが出来上がりました。

(スープに乗っているクルトンが長方形なのは、焼いた食パンを急いで切った“なんちゃってクルトン”だからです 汗)

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つ、去年も食べたことがあったのですが、紹介する機会を逃したまま今年の収穫時期になってしまった、この野菜 ↓

 

 

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フランス語では「Bettrave choggia 」というイタリアンな名前が付いた、フランスでも結構珍しい野菜です。

 

 

品種はフランスの食卓に頻繁に出される「Bettrave rouge」と同じ。

 

 

 

 

日本語では「ビート」とか「ビーツ」などというそうですが・・・

 

 

 

 

皮をむいて

 

 

 

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切ってみると・・・

 

 

 

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ご覧の通り!なんとも鮮やかな赤と白の縞模様が現れました!

 

 

 

 

ただし、普通の真っ赤なBettraveと同じように茹でると、色が抜けて縞模様が無くなります 汗

 

 

なので、見た目を楽しみたいときはもっぱら生食。

 

 

薄く切って、ドレッシングをかければ、超が付くほど簡単な前菜or副菜になります。

 

 

味は少しだけ土臭さ(えぐみ?)があるものの、甘味が勝っているので、これも息子が嫌がらずに完食しました。

 

 

一つだけ注意することがあるとしたら、それは切る方向。繊維を断つようにして切らないと、縞模様が円状ではなく縦に出るだけなので、ちょっと残念な見た目になります。

 

 

 

 

以上、最近手に入った珍しい野菜たちでした☆