続・真(ま)フランスの日常

フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ、日本を想う日々・・・                                    (ココログで綴っていた「真(ま)フランスの日常」 http://mafrance.cocolog-nifty.com/ の後継ブログです) 反核・反戦!

やっともらえた10年滞在許可証!

最初の渡仏から15年

 

フランス人と結婚してから8年弱

 

日仏混血の子供を出産してからもうすぐ5年

 

ついに

 

ついに

 

手に入れました!

 

 

10年滞在許可証!!!


やっともらえた10年滞在許可証!

(全部お見せするわけにはいかないのでちょっと怪しいけど、一応証拠のため・・・ ↑ )

 

この事実上の永住権を、これだけの条件を揃えながら、これほどの時間をかけて取得した人は珍しいのではないでしょうか。

 

あんまり先延ばしにされるので、何かの陰謀かと思ったり、もうもらえないんじゃないか、フランスにいる限りはこのまま死ぬまで毎年更新し続けなければならないんじゃないかと絶望したほどです。

 

何故これほどの時間がかかったのか、記録も兼ねて以下に年表を記しておきたいと思います。

 

  • 2000年11月 初渡仏 2005年春まで学生ビザを毎年更新

 

  • 2006〜2007年 日本に帰国

 

  • 2007〜2011年 オーストリア滞在 渡墺直後に結婚 

最初の2年は配偶者ビザを毎年更新、3年目に2年ビザを取得

 

  • 2011年 フランスに戻る。

が、しかし!(ここからが不運の始まり→)私の2000年から2005年までの滞在記録は「古すぎる」という理由で抹消されていることが判明。つまりは振り出しに戻り、初申請扱いにされる(涙)。初申請者にもれなく付いてくる屈辱の身体検査を受けさせられる。 更に不幸なことに、この年の担当者が、「フランス人の配偶者」ではなく「フランス国籍を持つ子供の親」で登録するという重大な間違いを犯す。(そのときの記事はコチラ

 

  • 今年(2015年)まで、「フランス国籍を持つ子供の親」として毎年更新(最後の2年半は、県庁の担当者が今までとは打って変わって普通の人たちだったのが不幸中の幸い)

 

  • 約一ヶ月前、念願の10年滞在許可証を取得!

 

・・・とこんな感じで、とにかく長かった取得までの道のり。

 

日本に帰国していた2年間と、オーストリアの4年間を除けばフランス滞在は実質9年。 そのうち学生として滞在した5年間の記が消されるということは記そのものが消されたようでショックでした。 そして、担当者のミスがなければ少なくとも2年前には取得できていたと思うと、2年分の更新料(200?以上)の返金を求めて訴えたいくらい、担当者の顔を思い出す度に腸が煮えくり返ります。

 

でも、手元にあるのが嘘のような10年滞在許可証を眺めながら思うことはただ一つ・・・

 

「これをこれから10年間更新しなくていいんだ・・・(うれし涙)」