進化するMONOPRIXのオーガニックコットン
フランスのほとんどの大型スーパーは、オーガニックコットンの独自ブランドを持っています。
そして店舗が大きければ大きいほど多種多様のオーガニックコットン製品が売り場に並び、タオルやシーツなどの日用品はもちろん、大人も子供も下着類ならオーガニックコットンで揃えることができます。
その中でも種類やサイズ展開で群を抜いているのがCarrefourカルフールとMonoprixモノプリ。
カルフールはタオルや寝具がびっくりするほど充実していて、Carrefour Bioのサイトによると、なんと460(!)のオーガニックコットン製品を展開しているそうです。
私は大型のCarrefourに行くと必ずオーガニックコットン売り場に立ち寄りますが、売れ行きがいいのか(はたまた補充の人手が足りないのか)お目当ての製品が売り切れていることもしばしば。今後も売り場が拡大されること必至です。
そしてこの記事のタイトルにもしたMONOPRIXモノプリは、都市の中心部に小型〜中型の店舗を一軒から数軒構えているのが通常で大型スーパーではありませんが、オーガニックコットン製品を置くスーパーの先駆け的存在です。
かれこれ10数年前、私がモノプリで出会った最初のオーガニックコットンは、バスタオルでした。
「スーパーにオーガニックコットン」という組み合わせに驚くと同時に、その頃オーガニックコットンでは珍しかった「淡いミントグリーン」という粋な色に引かれて値段も見ずに即買い。レジで値段を知って(たぶん30ユーロ以上≒5千円くらいしたはず)一瞬後悔しましたが、10年経った今も愛用しています。
ずっと使えるオーガニックコットン製品がスーパーで買える・・・素晴らしい時代になったものです。
その後モノプリは地道にオーガニックコットン製品を作り続け、子供服に始まり、レディース、更にはメンズでもオーガニックコットンラインを展開するようになりました。
そして今、フランス全国のモノプリはオーガニックコットン製品で溢れかえっているのです!!
・・・というのはちょっと言い過ぎですが、どの衣料品売り場にも何かしらオーガニックコットン製品があるのは事実。
例えば、レディースの衣料品売り場では・・・
シンプルで着まわしやすいタンクトップやTシャツ、更にはワンピースまで、T0(XS)〜T3(L)の4サイズ展開で色も豊富!(ワンピースを見かけるのは今年が初めて)
レディースのパジャマ売り場 ↓
上履き以外、全てオーガニックコットン!
ちなみに、このシリーズはロゴ付き ↓
「Life is bio tiful !」: 「Beautiful」を文字って「Biotiful」にしたというダジャレロゴ!(爆) しかも、「bio」の部分だけ刺繍してあるので他が洗濯などで消えてもbioだけ残るというオマケ(?)つき
レディースの下着売り場でも・・・ ↓
(このベージュのラベル「COTON BIOLOGIQUE(オーガニックコットン)」が目印)
ワンピースに続いて、オーガニックコットンのブラジャーをモノプリで見かけたのも今年が初めて。ちなみに、この一週間後に同じ売り場を見てみたら、ベージュがほとんど売り切れたようで、白しか残っていませんでした。
子供服 ↓
(3歳から14歳用。14歳用は中肉中背の日本人なら普通に着れます 笑)
子供用の下着(5年以上・・・いやもっと前からあるシリーズ) ↓
(女の子)
(右2列がオーガニックコットン)
(男の子)
これ以外にも、子供服とメンズ売り場には、なんと!オーガニックコットンのジーパンまで出現!
(子供 ↓)
(メンズ ↓)
「農薬も化学肥料も使用しない有機栽培のコットン製 最も環境に配慮したジーンズです」 というタグ付
と、こんな感じでとどまるところを知らない、モノプリのオーガニックコットン製品。
年々種類が増えているのはもちろん、デザインも豊富になり、品質も確実によくなっていると感じます。
そう遠くない将来、オーガニックコットンがモノプリの衣料品売り場を占拠する日が来るかも!?