続・真(ま)フランスの日常

フランスの時事、フランス生活の実態、エコライフ、日本を想う日々・・・                                    (ココログで綴っていた「真(ま)フランスの日常」 http://mafrance.cocolog-nifty.com/ の後継ブログです) 反核・反戦!

しもやけに、ご注意

・・・というわけで、心機一転、間髪入れずに久しぶりに日常の出来事を綴ります!


数週間前のお昼前、次男を幼稚園に迎えに行くと、いつもすれ違いざまに会話を交わすママの一人が言いました。

「うちの長女(13歳)に、足の指先が真っ赤になって腫れる症状(しもやけ)が出たの。どうやら新型コロナの症状の一つらしいから、持病の心臓の病気のこともあるし、検査させたのよ。」

我が家では、今のところ誰も陽性になったことはありませんが、長男に原因不明の蕁麻疹が出たときにネットで新型コロナの症状の一つだと知り、その時に「しもやけ」になることもある、と読んだことがあります。

なので、このママの話を聞いて、「もしかしたら」と心配になりました。
 

―数日後―(田舎だからか、うちの近所の検査所は結果が出るまで数日かかるところがある。)
 

そのママが、「陰性だったわ!」

と報告してくれたのもつかの間、「でもね・・・」と表情を曇らせて続けました。

「医者いわく、彼の娘も同じ症状が出て、でも同じように陰性で、原因は単に短い靴下と薄っぺらい靴のせいで冷えてただけなんだって!」

実はこの娘、かなり冷え込んだ数週間前も、足首までしかない靴下に、キャンバス地のスニーカー、そして足首をわざとみせるロールアップのジーンズという格好をよくしていました。

私は何度か彼女にすれ違いざま、「それ見てるだけで寒くなるんだけど!」と冗談交じりで言ったことがあります。

まさかそれが原因で新型コロナの検査をする羽目になるとは思いもよりませんでしたが・・・
 

ご存じの方も多いかと思いますが、「足首見せファッション」は数年前からフランスの、(というか世界中の?)若者の間で大流行中で(※)、中高生はもちろん、次男が通う幼稚園の若いママたちの中にも、気温が氷点下になろうと足首を見せ続けてるツワモノがいます。(※今も流行ってるのは田舎だけかも 苦笑)
 
旦那さんも生徒が「寒い」と訴える度に「足首見えてるからだよ」と指摘してきました。

でも生徒たちは、いつも「足首は別に寒くないよ」の一点張り!
 

更に数日後、その娘が私に言いました。

「見て見て!今日はブーツよ。これで寒そうじゃないでしょ!?」

・・・ってあんた、「寒そうかどうか」より、あんたが「寒くない」のが重要なんですけどっ!!


とにもかくにも、流行に流されがちな中高生をお持ちの保護者の皆さん、しもやけができて不安になる前に、長くて暖かい靴下と、冬用の靴を新調してあげましょう 笑